ケイタイ電話
Ciao. spock です。
今回から始まる『spockのネタ帳』は、いささか論文的になってきた『ラ フェニーチェのチューボーから』には書きようのない、チョッとした話(ネタ)を書いてみようと思っているのですが、まぁ、ネタといってもイロイロありますから、ジャンルにこだわる事なく書いていくつもりです。
で、第1回のネタは『ケイタイ電話』です。
未だディジタル・カメラという物を持っていないオレが Blog に画像をアップする時に使うのはコレ。
京セラのWX310K、正確に言うなら携帯電話ではなく PHS です。
「音がいいから」という理由(PHS から初めて家へ電話した時、電話に出た母の声の生々しさに思わずゾッとした事を今でも覚えています)でかれこれ11年以上 PHS を使っていますが、携帯電話に比べて端末がショボイのが難点でしょうか。
内蔵カメラが130万画素というのは、携帯電話なら数年前のスペックですね。
でも、きちんと電波が届く範囲内なら、通話のクォリティーは明らかに PHS の方が上だと思います。
ただ、高山のような地方都市の場合、中心部を離れると途端に電波状況が悪くなるのが PHS の弱点でしょうね。
Willcom のサイトで見てみると、高山市近辺の場合、高山市街と、北は飛騨細江駅の少し手前、南は石浦町、東は高山厚生病院、西は清見町三日町までの国道沿いが通話可能地域です。
まぁ、普段の生活においては全く問題はないし、通話料も安いし、電磁波の影響も少ないでしょうから、多分このままズーッと使い続けることになると思っていますが・・・・
オレは通話機能さえ使えればいい人間ですから、東京にいた頃は、電車に乗ると回りの乗客がみんな一様に携帯電話でメールを打っているのを不思議に思って見ていました。
そんなある日の電車内での出来事です。
電車がある駅に着きました。
と、髪の毛をポニーテールにした若い男が携帯電話に向かって大声で話しながら乗り込んで来ました。
男は反対側のドアにもたれかかり、まわりの事など全く眼中にない様子で、電車が動き出しても話し続けています。
どうやら仕事の打ち合わせの事で、必死に相手に説明しているようです。
そんな状況の時には、迷惑にならないように小声で話すのなら、明らかにルール違反でもまわりの人は目をつむってくれるものですが、この男は延々と大声で話し続けていたので、いい加減文句を言ってやろうかと思い始めた時、電車は次の駅にすべり込みました。
着いた駅は前の駅とは反対側にホームがあり、その男がもたれているドアが開くのですが、男は話に夢中で全く気が付いていなかったのです。
ドアが開き始め、ドアと一緒に男の束ねた髪の毛が戸袋に引き込まれ「イデデデデ・・・」という男の悲鳴が車内に響き渡り・・・・・
ケイタイ(毛痛い)電話というお話しでした。
では、また。
Ciao. Arrivederci!!