Ciao. Spockです。
昨日、いつも『ラ フェニーチェのチューボーから』にコメントを書いてくれる、たけち君(やどっち15号)とキャッチボールをしました。
といっても、アメフトのボールを使ったキャッチボールなんですが・・・・
そのせいで、今日は朝から左腕が軽い筋肉痛です。
やっぱり、若いもんと一緒に運動する前には、入念な準備運動が必要なようですね。
さて、イタリア・シリーズ第3弾です。
前2回とも、オチが下ネタがらみになってしまいましたが、どうもイタリアの事を書いていると、自然と下ネタになってしまうような・・・・
そういえば、イタリアの女性の名前に、シモネッタ Simonetta というのがありましたが・・・・
今回は、下ネタから離れましょう!!
今回のネタはこれです。
よく、イタリアの男は挨拶代わりに女を口説く、などと言われる事がありますが、概ね本当です。
まぁ、口説くというのは少しオーヴァーかもしれませんが、女性に声をかけないのは失礼だ、みたいに思っているようですね。
日本人だったら赤面してしまうような言葉を、平然と言ってのけるのはスゴいと思います。
もっとも、それは習慣の問題だけではなく、言葉そのものの響きの問題もあるのかもしれません。
そう考えると、日本語って、そういう場面には、あまり向いていないような気がします。
カラオケでカンツォーネやシャンソンを歌う時、イタリア語やフランス語で歌うのには何の抵抗もありませんが、これを日本語で歌ったらどうなるのか、って考えたら、間違いなく歌えなくなりますね。
街で見かけた女の子に声をかける時、こんな言い方があります。
Complimento la mamma!!
直訳すれば「お母さんをほめるよ」となりますが、意味から言えば「君のような素晴らしい女の子を生んだお母さんをほめるよ」ということで、その子をほめているわけです。
まぁ、こんな言い回しは、日本語ではできませんね・・・・と言うか、そんな勇気はありません。
イタリアの男達の、女性に対するマメさには驚かされる事が多くあります。
それは、若いヤツだけではなく、ジイさんでも同じです。
20年以上も前の事ですが、エンゾさんというイタリア人と一緒に仕事をした事があります。
エンゾさんは、その頃すでに60代の後半でしたが、仕事中、時々急に姿が見えなくなるのです。
で、探すと、女の子と話をしているのですよ。
呆れるのを通り越して、感心しましたね。
そのエンゾさんが店を辞めてしばらく経った夏のある日、須磨の海岸へ遊びに行ったら、真っ赤なビキニのパンツを穿いたエンゾさんが砂浜に座っていて、通りかかる女の子に声をかけまくっていたのですよ。
負けましたね!!
日本へ来たばかりのイタリア人と、片言のイタリア語で話していた時、彼が女を口説く時のやり方を、いくつかやって見せてくれました。
その中で一番感心して、思わず、オォーって言ってしまったのが、この方法です。。
2人で向き合っている時、電卓に0.7738135と打ち込みます。
で、そのままの向きで、女の子に見せるのです。
これ、SEI BELLO と読めますね。
その意味は「君は美しい」(素敵だ、素晴らしい、いい人だ、などの意味もあります)
もっとも、イタリア語が解る相手にしか使えませんけどね・・・・
では、また。
Ciao. Arrivederci!!