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2007年09月29日

ワイン試飲会

Ciao. Spockです。

26日はランチを休んで、名古屋まで、ワインの試飲会に行って来ました。
普段はヒマな店なのに、そういう時に限ってランチの問い合わせが2軒あったそうですが、来て下さった方、来て下さる予定だった方、ごめんなさい。
またのお越しをお待ちしてます。

8時半頃に高山西ICを通り、栄の東急インの会場に着いたのが11時前、名古屋へ行くのも楽になりましたね。

会場では、とにかく飲んだ事のないイタリアのワインを順番に試飲していきました。
特に今回は、以前ブログにも書いた Scaia Biancaの代わりになる白ワインを探しに行ったのですが、残念な事に、あのレヴェルに達するワインを見つける事はできませんでした。
ただ、同じシャルドネで、あと何年か寝かせれば良くなりそうなワインを見つけたのですが、値段がなぁ・・・・

一通り試飲した時、後ろから声をかけられたので振り向くと、ビストロ・ミューの白川君でした。
あと、ル・サンク・アヤの本郷さんとも初めて話をしましたが、高山からもこの業界の人が結構行ってみえたようですね。

で、今回の試飲会では、有料試飲コーナーでかなり高価なワインも飲む事ができたのですが、そういうワインも引っ括めて一番気に入ったのがコレ!!


レ クーポレ ディ トゥリノーロ Le Cupole di Trinoro

トスカーナ産、フルボディの赤ワインです。

ヴィンテージは2005年と新しいのに、すごく落ち着いた味わいです。

ただ、ラヴェルは特徴的ではありますが、少し安っぽく見えてしまうのが惜しいですね・・・・

希望小売り価格が4900円ですから、ウチで出すとすれば7500円前後でしょうか。

早速注文したので、入り次第、お出しする予定です。



試飲会の会場で、何人かの方とお話ししたのですが、皆さん口を揃えて言われるのは、イタリア・ワインの無個性化(?)の事なのです。
そもそもイタリアというのは、てんでんばらばらな国であって、みんなが同じ方を向いて進む事などなかったはずなのですが(だからSpockはイタリアに惹かれたのですが)、ワインに関しては、同じ方向を向いたものが多くなって来たようなのです。

10数年前までは、ワインと言えばフランス、ドイツが主流で、イタリアのワインはあまり話題に上がる事はありませんでした。
フランスやドイツには2大産地(ボルドーとブルゴーニュ、ラインとモーゼル)があるので、憶えやすく解りやすいのに、イタリアにはそれがなく、国土全体にいい産地があるわけですから、憶えるのも理解するのも大変です。

でも、それがイタリア・ワインの魅力だと認識され始めた時に、折からのワインブームと相まって、一気にイタリア・ワインが注目されるようになったわけですが、フランス・ワインのように1本10万円を超えるような超高級ワインはないけれど、安くてもグレードが高く、地方や作り手の特徴をしっかりと持ったイタリア・ワインに人気が出始めたのも当然の事ですね。

しかし、その『特徴』か薄れているのは問題です。
でも、オレはそんなに心配はしていません。
なぜなら、イタリアの国民性を考えた時、一時的に同じ方向を向いたとしても、きっとまた、てんでんばらばらになるはずですから。

いつかまた、方向性がバラバラになった時、今造られているワインが珍重されるようになるかもしれませんね。


最後に、ワインの事から外れますが、生ビールのサーヴァーを、樽冷却式のものに換えました。
これで、保管中のビールの劣化を抑える事ができますから、今までよりも更にいい状態で、ブラウマイスターを飲んで頂けるようになりました。
このところ、ブラウマイスターを扱う店が増えてきましたが、オープン当初からブラウマイスターを出して来た店として、品質で負けるわけにはいきませんからね。
ワインもビールもいいものを揃えて、お待ちしていますよ。


さて、今回は『オチ』がないので、代わりにコレを観て頂きましょう。
ヨーロッパとイタリア』というタイトルのフラッシュです。
このフラッシュは、黒雷鳥さんに教えてもらったのですが、観て思わず笑いましたね。

この中の COFFEE のところを観てもらうと、上に書いたイタリア人のバラバラさがよく解ると思います。
また、ELECTION も考えさせられますね。
何でも、イタリアで働くドイツ人が、耐えきれなくなって帰国する最大の理由は、イタリア人のこういう考え方なのだと聞いた事があります。

では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 08:18Comments(2)

2007年09月09日

八日市の収穫

Ciao. Spockです。

前回の『ネタ作りの話』に全くコメントがなかったので、スベッたな・・・と思っていたのですよ。
ネタ作りの話でスベったのでは目も当てられないと思っていたところ、お客さんの中に、つボイノリオや『金太の大冒険』について話をしてくれる方がみえて、スベッたのではなかった・・・と安心したところです。
やっぱり『金太の大冒険』は稀代の名(迷)曲だと思いますね。


さて、国分寺の八日市に行って来ました。
先月初めて行ったのですが、あんきや文庫に結構おもしろい本があったので、今月も期待していたのですよ。

境内を一通り廻ってから、途中で会ったブレス編集部の方と一緒に、あんきや文庫へ。
ふれっちさんとの挨拶もそこそこに、本を探し始めると・・・・ありました。
おもしろそうな本が次から次へと・・・・結局7冊買いました。


で、その中でも特に良かったと思うのが、飛騨関係のこの4冊

『写真譜・飛騨高山、古川祭』と『八幡祭と屋台』そして『日本書紀異聞 スクナ』の上下巻です。

こういう本はSpockが買うしかないでしょう。
迷う事なく買いました。

後で聞いたのですが、Spockより先に行った黒雷鳥さんが、これらの本を「今回の目玉」だと言ったとか・・・
まぁ、気になる本である事は間違いないでしょう。


他に『芥川龍之介集』『一休ばなし』それとSpockが高く評価する作家、阿井渉介の『雪花嫁の殺人』の計7冊。

でも、7冊で1000円ですよ。
メチャメチャ安い。
本当にそれでいいのかなぁ、って思いましたね。


祭関係の2冊の本は、屋台に興味のある者にとっては本当に貴重な本だと思います。
ねもさ〜ん、店に置いておくから見に来てね!!

帰って来て、早速『スクナ』を読んでみました。
こんなマンガが描かれていたんですねぇ。 おもしろい!!
この本を買った事は、スクナくとも間違いではなかったようです。(苦しいオチでした・・・)

では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 08:20Comments(8)

2007年09月03日

ネタ作りの話

Ciao. spock です。

こまめに更新するつもりで始めたこのブログなのですが、なかなか更新できませんねぇ。
タイトルに『ネタ帳』と付けたからにほ、オチがないと締まらない、って思ってしまうんですよね。
まぁ、そこまでこだわる必要はないようにも思うのですが、やっぱりオチがあった方いい。
そんなわけで、いつもネタとオチをペアで考えているのですが、これがなかなか難しいんですね。

そんな場合、一番手っ取り早いのはダジャレなんですが、ヘタをすると『オヤジギャグ』の一言で終ってしまいますからね。

ただ、いつも不思議に思うんですよ。
Spockは子供の頃からいつもダジャレばっかり言っていましたから、それがどうして『オヤジギャグ』と言われるのか全く理解できないのです。
子供の頃からズ〜ッと変わらず言っているダジャレを『オヤジギャグ』って言われてもなぁ・・・

まぁ、それはいいとして、『ネタ作り』という事を意識すると、かえってできないものですね。
何気なく思いついたものの方が出来がいい。
Spockの場合は、気のおけない友人達と喋っている時が、質・量共に一番よくできますね。


でも、何気なく思いついたギャグやダジャレも、後でよく考えてみると、以前どこかで聞いたものの焼き直しだったりする事が結構あります。

前回のオチ(後悔後に・・・)はSpockのオリジナルだと思っていますが、おそらくSpockより先に同じ事を考えた人はいるはずなんですよね。
そう考えれば、大抵の場合、他人の褌で相撲を取っているようなものなのかもしれません。
まぁ、ギャグにしろダジャレにしろ、オリジナリティーよりも、いかにその場を笑わせるかに懸かっているわけですから、それについてはあまり深刻に考えない方がいいのでしょうね。

もう30年も前の話ですが、ラジオのリスナーを相手に他人の褌で相撲を取りまくって大ウケしたのが、つボイノリオの『金太の大冒険』です。


1973~4年頃、『ヤングスタジオ1430』の中で、つボイノリオがやっていた『金太コーナー』にリスナーが送ってきたネタを集めて作られたのがこの曲です。
レコードは75年の8月25日発売され、その20日後に放送禁止になりました。
(さらにその半年後に発売された『極付け!!お万の方』は、発売6日で放送禁止になりましたが・・・・)

Spockがウケ狙いでカラオケを歌う時のレパートリーの中で、嘉門達夫やブリーフ&トランクスの曲と共に重要な一曲です。



ヘンな例えかもしれませんが『1人殺せば殺人者、100人殺せば英雄』みたいなもので、あまりイメージの良くない事でも、徹底的にやれば逆に説得力が出てくるのだと思います。
だからSpockも、白い目で見られようが、オヤジギャグと言われようが、ダジャレを言うのを止めるつもりはありません。(スイマセン。ご迷惑をおかけします!!)


こういう兄を持ったせいか、Spockの妹はツッコミを入れるのが上手いのですよ。
妹が子供達のギャグにもマジでツッコムからなのか、妹の息子も結構ひねったギャグを連発するし、ツッコミの入れ方も上手いのです。
何でも、授業中に先生の言ったギャグに思わずツッコミを入れたら「解ってくれたのは君が初めてだ」と言って先生が感激したそうですから。

その甥っ子も高校入試を半年後に控え、自分の身に付けたパソコンのスキルを活かす道へ進む事を決めたようですが、その事を話す度にツッコミを入れられているようです。
「えっ、よしもとへ行くんじゃなかったの」


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  続きを読む

Posted by spock at 23:09Comments(2)